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第3期データヘルス計画について

2024年05月14日
第3期データヘルス計画について

1)データヘルス計画とは

データヘルス計画とは、20136月に閣議決定された「日本再興戦略」に盛り込まれた「国民の健康寿命の延伸」をめざす取り組みのひとつです。

「データヘルス計画」のねらいは、蓄積されたレセプト(診療報酬明細書)と健診データなどを活用して科学的にアプローチすることで事業の実効性を高めていくことです。 目標達成のために、2015年からすべての健康保険組合に「データヘルス計画」の策定が求められ、今後の健康づくり事業(保健事業)は、この計画に沿って実施されます。 また、健康保険法に規定されている保健事業の実施指針も新たに「保健事業の実施計画の策定、実施及び評価」という項目が追加されて、データヘルス計画が明確に位置づけられました。

2)データヘルス計画の特徴

データヘルス計画では、健康保険組合などが保有する健診結果と医療費データ(レセプト)などを分析したうえで疾病予防等の事業を計画(Plan)し、実施(Do)します。実施した事業は評価(Check)され、次年度の事業に向けて改善(Act)し、年度ごとにPDCAサイクルを回します。

1期データヘルス計画は2015年度から2017年度まで3年間、第2期データヘルス計画は2018年度から2023年度まで6年間実施されました。
2024年度から第3期データヘルス計画がスタートしました。第3期データヘルス計画の実施期間は、2024年度から2029年度までの6年間です。

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データヘルス計画は加入者の健康増進を目指すものです。

加入者の皆さん(被保険者≒社員、被扶養者=コクヨ健保加入の家族)には、毎年健康診断の受診をお願いします。

ご自身の身体の状態をよく知ることが大切です。定期的に健康診断、がん検診、歯科健診を受け、状態を把握して下さい。
被保険者(社員)の方の健康だけでなく、そのご家族の健康も生活・仕事に大きな影響を及ぼします。
コクヨ健康保険組合では、30歳以上の被扶養者(コクヨ健保加入のご家族)は一般健康診断(無料)・35歳以上は人間ドック(一部負担あり)で受診して頂けます。また、婦人科がん検診・前立腺がん検診への補助も行っていますので、疾病の早期発見に努めて下さい。

早期発見・早期治療が、被保険者及びそのご家族双方の生活のクオリティ維持に非常に重要となります。

<健診結果に応じた行動を>

健康診断・がん検診などを受けっぱなしになっていませんか。結果が手元に届いたら、よく内容を確認し、必要な行動をして下さい。

結果が問題ない方

40歳を超えると生活習慣病を発症する方が大幅に増加します。健康な生活習慣を身に付けて、継続して取り組みをして下さい。

「特定保健指導」の対象となった方

生活習慣病発症手前の方になります。生活習慣病は何もしなければ悪化し、最終的には生活のクオリティに影響します。また、生活習慣病(糖尿病・高血圧症など)を発症すると自己負担医療費が8千円/月程かかり、年間で約10万円も必要になります。ご自身・ご家族のために特定保健指導を受け、発症前に生活習慣を改善して下さい。

 精密検査が必要であると判定された方

精密検査を受け、疾病の早期発見・早期治療に努めて下さい。

要治療と判定された方

医療機関を受診し、適切な治療を受けて下さい。

コクヨ健康保険組合が提供する保険事業を活用してもらい、ご自身及びご家族の健康に注意して下さい。

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